こんにちは、NEULOの稲葉です。
9月の長い雨も終わり、秋を感じるようになりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
今回は川沿いを歩こうと、江戸川公園を出発地点に、神田川沿いを歩きました。たくさんの寄り道、そして突然のゴールとなった自由な歩きルートを紹介します。
神田川沿い(江戸川橋〜学習院下)のお散歩情報
- 散歩時間(目安):40分ほど
- 文京区立江戸川公園までのアクセス:地下鉄有楽町線「江戸川橋」駅徒歩3分
ビルやマンションを抜けて。川沿いは視界が開けるおすすめの歩きスポット
ビルやマンションが多い都会。建物に遮られて空がよく見えず、もっと開放的に歩きたい。そんななかで歩いてみたいのが川沿いです。
今回歩く神田川沿いも、開放感をもって歩くことができます。
スタート地点は、江戸川橋駅から徒歩3分ほどのところにある江戸川公園。
関口台地の南側斜面に沿って、神田川沿いに広がる細長い公園です。右手には急斜面、左側には神田川があり、細長い公園だからこそ、大小さまざまな石が置かれた石の広場や藤棚など、歩くたびに異なる風景が見えるのが特徴です。
急勾配の斜面。好奇心に駆られて寄り道を楽しむ
植物が美しく植えられ、整理された道を歩いていくと、急斜面に青色の橋が右に左にと架けられています。実はこの橋、斜面の樹木を痛めないように浮かせて作られたものだそうです。上った先に何があるのか見てみたい気持ちが抑えられず、今回も寄り道しました。

斜面をつたう青色の橋

さまざまな分かれ道

もう少しで頂上に。どんな風景が見えるのか、足が進む
頂上について早速周りを見渡します。急勾配を上ってきたのだから景色も素晴らしいはず!と思ったものの、期待が大きすぎたのか、自分より背の高い樹木が目の前に広がっているだけでした。

見渡す限りの大きな木、下では子供達の遊び声が聞こえる
それでも上りきったという達成感を覚えながら、再び神田川沿いを歩いていきます。
歩き進めていくと、今度は和風の建物が見えてきました。

整然とした通りが続く
実はここは、椿山荘と呼ばれる日本庭園とホテルのある施設の一部です。
南北朝の頃、このあたりは椿が自生する景勝地で、「つばきやま」と呼ばれていました。明治時代に入り、軍人・政治家だった山縣有朋が「つばきやま」を買い取り、庭と邸宅をつくり、「椿山荘」と名付けたことが椿山荘の由来です。
目白台の傾斜を利用した庭園となっており、滝から池へと続く流れなど、とても美しい景色が広がっています(椿山荘の庭園は館内施設を利用する方のみとなりますのでご注意ください)
そのまま神田川沿いを歩いていきましょう。今度はさらに急な一本の坂が、右手に見えます。これは胸突坂(むなつきさか)と呼ばれる坂です。
坂が険しく、自分の胸を突くようにしなければ上れないことから、急な坂には江戸の人がよくつけた名前だそうです。江戸時代の人も苦労しながら上り下りしていたのだろうなと感じながら、せっかくなので自分もこの坂を上ってみました。

自転車を押してのぼる人もいました
確かに非常に険しい。中腹で休むところがあるので、休みながら上っても大丈夫です。

急勾配をのぼると気持ちの良い汗がでる
上りきった先にあるのは永青文庫と呼ばれる美術館。
熊本藩主細川家伝来の歴史資料・美術品などが一般に公開されています。
もし時間に余裕があれば、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。
神田川沿いを歩いた先にある、突然のゴール
胸突坂を降り、再び神田川沿いを歩きます。
左手に神田川を眺めながら、進んでいきます。神田川沿いの道にはソメイヨシノの木が植えられており、春になると川沿いが美しい桜の通りとなります。
どこまで続くのだろうと探検するような気持ちで歩いていくと、突然行き止まりになりました。目の前は線路。路面電車である東京さくらトラム(都電荒川線)の線路に突き当たってしまったのでした。

新宿区の早稲田から荒川区の三ノ輪までを繋ぐ東京さくらトラム
せっかくだからと学習院下から電車に乗って、また知らない駅で降りて歩いてみたのでした。
川沿いをまっすぐ歩くつもりが、気になる道を見つけるたびに寄り道をして、最後は線路で行き止まり。決めすぎないからこそ出会える風景が、川沿いの歩きにはあります。
ぜひ、あなただけの寄り道の一歩を見つけに行きませんか。次のおすすめスポットも、どうぞお楽しみに!
神田川沿い(江戸川橋~学習院下)
- ルート:文京区立江戸川公園 ~ 東京さくらトラム(都電荒川線)「学習院下」停留場
- 散歩時間の目安:40分ほど
- スタート地点:文京区立江戸川公園(東京都文京区関口2-1)/東京メトロ有楽町線「江戸川橋」駅より徒歩3分
- 立ち寄りスポット:椿山荘、永青文庫