私たちは一日の多くを、椅子に座ってパソコンの前で過ごしています。会議も資料作成も、リサーチも、そのほとんどが画面の中で完結する。気がつけば、昼食の時間を除いて、ほぼ同じ姿勢のまま半日が過ぎている。そんな日が珍しくないという方も多いはずです。

同時に、現代の仕事は、これまで以上に創造性を求められています。AIが定型的な業務を引き受けるようになった今、人間に残されているのは、新しい問いを立てること、誰も気づいていない切り口を見つけること、ゼロから何かを発想することです。

ここに、現代人の小さな矛盾があります。最も創造的でなければならない時代に、最も創造性が生まれにくい姿勢で、私たちは一日を過ごしています。

一歩、外に出る

新しい発想は、机に向かって粘っているときには、なかなか生まれません。スタンフォード大学のOppezzoとSchwartzによる2014年の研究では、歩いているときに創造的発散思考のスコアが大きく向上することが示されています。そしてその効果は、歩き終わった後もしばらく持続します。

会議で答えが出ないとき。資料を書きあぐねているとき。粘って机に向かい続けるよりも、まず席を立ってオフィスを出てみる。視界が変わり、身体が動き出し、詰まっていた頭の中に流れが戻ってきます。一歩外に出るというシンプルな選択が、一時間の熟考よりも遠くへ私たちを連れていくことがあります。

「歩く」の質を、取り戻す

歩くことが創造性を引き出すのであれば、その歩く行為そのものの質が問われます。

人間の足は26個の骨、33の関節、100以上の筋肉と腱で構成された、極めて精巧な構造をしています。とりわけ足の指は、地面を捉え、最後に押し出すことで推進力を生み出す重要な役割を担っています。しかし現代の多くのシューズは、細いトゥボックスや厚いクッション、大きく湾曲したロッカー構造によって、その指の働きを眠らせる方向に進んできました。指が使われない歩行では、推進力は弱まり、歩幅は小さくなり、足裏の感覚も鈍くなっていきます。

NEULOは、その出発点を取り戻すための一足です。

ワイドトーボックスが指の自由を確保し、扇状に広がる足本来の形に応える。指は地面をしっかりと蹴ることができるようになり、眠っていた足裏の感覚が呼び起こされていきます。ゼロドロップ構造は、かかとと前足部の高さを揃え、重心を本来あるべき位置へと戻す。背骨はまっすぐに伸び、姿勢は自然な形に整っていく。中底のクッション性は、都市のアスファルトという前提に向き合いながら、足裏の感覚を失わせない厚みに調整されています。

指が動き、足裏が目を覚まし、まっすぐに立てる身体に戻っていく。

都市に馴染む、ミニマルな一足

機能的なシューズは、しばしば見た目が機能を主張しすぎてしまいます。アウトドアの匂いが強すぎたり、健康グッズのように見えてしまったり。それでは、毎朝の通勤やオフィスでの打ち合わせに、自然に履いていくことができません。

NEULOは、徹底してミニマルなシルエットを選びました。スーツにもデニムにも静かに馴染み、機能を語らないデザイン。けれど一歩踏み出した瞬間に、その違いは履いている人にだけわかる。

都市の景色に溶け込みながら、足元では確かに、足が目を覚ましている。

オフィスを出て、もう少し遠くまで歩いてみる。机に戻ったとき、出かける前にはなかったアイデアが、あなたの中に残っているはずです。

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NEULO